各国の通貨の特徴

各国の通貨の特徴

各国の通貨の特徴を知ろう

 

 

人にはそれぞれ個性や特徴がありますが、各国で発行されている通貨にも特徴があります。この通貨の特徴を把握することによって、FX取引で利益を出しやすくなります。

 

今回は、各国で発行されている通貨の特徴を、FX取引の観点からご説明します。

 

   

米ドル

ユーロ

ポンド

オーストラリアドル

カナダドル

ニュージーランドドル

 

米ドルの特徴

 

 

各国の通貨

米ドルは、ご存知の通り世界各国で使用することができる通貨です。基軸通貨としても採用されており、世界の中心の通貨と言えます。

 

基軸通貨とは、通貨から通貨に両替する際に一度換金される通貨のことです。例えば、円からニュージーランドドルに両替したとすると、一度円を米ドルに換金してから、ニュージーランドドルに両替することになります。

 

インフレが起こっている、通貨の価値が不安定な国においては、安定した通貨である米ドルが使用されることがあります。

 

米ドルの強みは、世界各国の政治情勢の変化が起こったときなどでも、安定した通貨であるということです。したがって、政治情勢が変化し通貨が不安定になりそうなときは、各国の通貨が売却されて米ドルが購入される傾向にあります。

 

ドル円に関しては、動きが一方に偏ることが多々あります。例えば円安ドル高に進むと、その状態が継続することが多々あり、FX取引を行っているときは注意しなければなりません。

 

ユーロの特徴

 

 

各国の通貨

ユーロは欧州連合(EU)で使用されている通貨です。イギリスは欧州連合から離脱し、通貨もユーロを採用せず独自のポンドを使用しています。

 

国の集合体で使用される通貨ですので、加盟する国の政治情勢や経済情勢が変化すると、通貨の価格が大きく変動することがあります。

 

FX取引としては、振れ幅が大きな通貨ですので、短期で取引を行うデイトレーダーなどに人気のある通貨です。

 

振れ幅が大きいので、FX初心者にはやや不向きとも言える通貨です。しかし、欧州連合や世界で大きな情勢の変化があると、一方に偏った値動きになります。このときには、順張りを行うことによって大きな利益を上げることができ、この方法を好むトレーダーも多いです。

 

ある程度経験を積んだ、中級者から上級者向けの通貨です。

 

ポンドの特徴

 

 

イギリスはEUに加入していましたが、通貨はユーロを採用せずポンドを使用していました。2016年の国民投票においては、EUからの離脱も決定しています。

 

現在の基軸通貨は米ドルですが、それ以前はポンドが採用されていました。ポンドの大きな特徴は、値動きが非常に激しいということです。初心者が手を出してしまうと、ポンド独特の大きな値動きに付いて行くことができずに、損失を出してしまうことも少なくありません。

 

短期間で大きな値動きがありますので、短い時間で取引を繰り返すトレーダーから好まれる傾向にあります。経験が多い上級者からは好まれる通貨ですが、初心者は米ドルなど初心者向けの通貨を経験してから、取引を行うようにしたい通貨です。

 

オーストラリアドルの特徴

 

 

FX取引で利益を出す方法は決済が中心ですが、スワップポイントで利益を出すこともできます。スワップポイントは、少しでも高い方が利益を出しやすいです。

 

このオーストラリアドルは、典型的なスワップポイントが高い通貨です。オーストラリアの経済情勢や政治情勢が良くなると、スワップポイントを狙うことも含めて買いが進む特徴があります。

 

オーストラリアという国家の特徴でもありますが、資源が豊富で中国など特定の国家との繋がりが深いです。資源が豊富なので、石油や天然ガスの価格が為替に影響が出ることがあります。中国との繋がりが深いので、中国経済から影響が為替に生じることもあります。ただし、中国経済は見通しが立てにくいこともあり、この点がオーストラリアドルは読みにくい通貨であることに繋がっています。

 

しかし、値動きだけを見てみるとポンドやユーロほど大きな動きを見せる訳ではありません。ドルや円と、ポンドやユーロの中間くらいの値動きと考えれば分かりやすいでしょう。

 

スワップポイントが高いので長期的な投資に向いており、値動きも激しいとは言えませんので、ドル円に慣れた初心者から上級者まで幅広い人気がある通貨です。

 

カナダドルの特徴

 

 

アメリカと隣接している国土の広いカナダは、為替においてもアメリカの影響を受けることが多いです。経済的に密接な関係がありますので、為替レートも米ドルと連動することも多々あります。

 

カナダ国内には豊富な資源がありますので、カテゴリーとしては資源国通貨に分類されます。円との取引量はそれほど多くなく、FXにおいてはマイナーな通貨になります。

 

取引量は多くありませんが、値動きも激しくなく安定している通貨です。資源国通貨ではありますが、資源の価格のみに影響される訳ではありません。商業や金融などの産業も強いので、オーストラリアドルと比較すると資源の影響は受けにくいです。

 

ニュージーランドドルの特徴

 

 

ニュージーランドはオーストラリアの南東にある島国で、地理的にもオーストラリアと密接な関係がある国家です。これは為替でも同じことで、ニュージーランドドルはオーストラリアドルの値動きに合わせて動くことが多々あります。

 

比較的値動きが安定している通貨で、関係が深いオーストラリアドルと比較すると、それほど大きな動きではありません。

 

日本国内でニュージーランドドルのFX取引を行う際には、時差の違いに注意しなければなりません。ニュージーランドの経済指標発表ですが、日本においては早朝の6時ごろに行われます。したがって、ドルやユーロなど他の通貨の値動きがない状態でも、ニュージーランドドルだけが値動きをしている場合があります。ニュージーランドドルをあまり扱ったことがない方は、この特徴を忘れてはいけません。

 

通貨の特徴に関するまとめ

 

 

各国の通貨

様々な通貨がありますが、特徴を踏まえることによってFX取引に生かすことができます。経験を積むことによって、新たな特徴を自分で見つけることもあります。

 

自身に合っている通貨はどれか見つけることが、FX取引で利益を出すために必要なことです。

 

今回ご紹介した通貨の特徴を、分かりやすくまとめました。

 

米ドル

 

初心者向け

 

世界の中心的な通貨で、世界的な情勢の変化にも価格が比較的安定している

 

ユーロ

 

中級者から上級者向け

 

ユーロ圏内にある国家の状況が影響することがあり、値動きが大きな通貨

 

ポンド

 

上級者向け

 

プロが投資する投機通貨の側面があり、初心者には不向きな値動きが大きな通貨

 

オーストラリアドル

 

初心者から上級者向け

 

スワップポイントが高く、資源や中国経済に影響される

 

カナダドル

 

初心者から上級者向け

 

資源国通貨でアメリカ経済の影響を受けやすい

 

ニュージーランドドル

 

初心者から中級者向け

 

オーストラリアドルと連動しており、経済指標発表の時間に注意が必要