FX 指値注文

FX 指値注文

指値注文

 

 

FX指値注文

成行注文は初心者でも簡単に行うことができる注文方法ですが、指値注文になると多少テクニカルになります。指値注文に関しても、振り返ってみましょう。

 

端的に説明すると、指値注文とは「売る価格」と「買う価格」を事前に指定する注文方法です。専業としてトレーダーを行っている方は、睡眠時間以外は逐一レートを確認することができます。ただ、お小遣い稼ぎで行っている主婦や、副業として行っているサラリーマンなどは、常にレートを確認することができません。そうなると、自身が取引したいレートになっているときに、決済することができるとは限りません。

 

指値注文は、事前に売る価格と買う価格を指定することができるので、FX取引に時間を取ることができない方が便利です。現実的な取引で例えれば、発注金額が○○円になれば取引するといったような感覚です。

 

それでは、具体的な例題を用いて指値注文の取引方法を見てみましょう。

 

仮に現在のレートが1ドル110円だった場合、111円に上がったら売りたいと思っているときは、1ドル111円で指値売りをするオーダーをします。それとは逆に、1ドル109円まで下がったときに買いたいと思っているときは、指値買いをするオーダーを行います。

 

この注文方法から分かる通り、指値注文は現在よりも高くなったときに売ることができる、低くなったときに買うことができる注文方法です。非常に便利に注文することができる上に、利益を確定しやすい注文方法でもあります。決済も自動で行ってくれます。

 

指値注文で利益が出る例1

 

現在のレートが1ドル105円のときに、1ドル104円になった際に新規の買い指値注文を出しておきました。するとレートが下がり、注文を約定することができました。現在は104円の買いポジションを維持しています。

 

するとレートが上がる傾向が見られたので、今度は1ドル106円で決済の売り指値注文を行いました。予想通りレートが上がり始め、1ドル106円で売ることができました。差額は2円なので、この分の利益が確定しました。

 

指値注文で利益が出る例2

 

現在のレートが1ドル105円のときに、1ドル106円になった際に新規の売り指値注文を出しておきました。するとレートが上がり、注文を約定することができました。現在は106円の売りポジションを維持しています。

 

するとレートが下がる傾向が見られたので、今度は1ドル104円で決済の買い指値注文を行いました。予想通りレートが下がり始め、1ドル104円で 売ることができました。このケースも差額は2円なので、この分の利益を確定させることができます。

 

 

指値注文の注意点

 

 

指値注文は通貨の変動を自分なりに予想して、事前に取引するレートを決めます。したがって「指定した金額」にならない限り、いつまで経っても取引が成立することがありません。数時間で取引が成立すると思っていても、相場の変動がほとんどないと中々取引が約定しません。

 

また、指定した金額が現在の為替レートと大きく離れていると、さらに取引が約定する可能性が低くなってしまいます。できるだけ早く取引を約定させたいと思っているときは、為替レートと離れた金額にしないようにする必要があります。

 

 

指値注文の特徴

 

 

復習も兼ねて、指値注文の特徴を振り返ってみましょう。

 

メリット

 

1.約定するレートを指定することができる

 

成行注文の場合、自身が約定のボタンを押したとしても、その金額で取引することができるとは限りません。世界各国の通貨を用いて取引するFXでは、秒単位でレートが変動するので、確実にその金額で取引することは中々できません。

 

その点、指値注文は約定する金額を事前に指定することができるので、自身の希望通りの取引ができます。

 

2.利益や損失の計算がしやすい

 

上記でも述べた約定するレートを指定することができるということは、現在のレートからの利益や損失を計算しやすいということになります。利益がいくら出るのか事前に把握することができるので、計画的な取引を行うことができます。

 

3.レートの流れを学ぶには最適

 

成行注文だと、何となくレートを見ながらその場その場で取引をしてしまいがちです。特に初心者の場合、レートを見るだけになってしまうことが多々あります。

 

指値注文は、現在のレートからどの程度高くなるか、もしくは低くなるかを予想します。そこには世界的な経済の動きなども関わっていますので、レートの流れを学ぶには最適な取引方法です。指値注文の経験を積むことで、レートの傾向を把握することができます。

 

メリット

 

1.指定したレートにならない限り取引が成立しない

 

デメリットとしては、指定したレートにならない限り、取引が成立しないことが挙げられます。短期的に利益を出したいと思っている際にも、中々取引が成立せずに長引いてしまうことが考えられます。

 

 

指値注文まとめ

 

 

指値注文に関して、注意点や特徴を含めて簡単にまとめてみました。

 

希望通りのレートで取引できる

事前に取引するレートを指定することができるので、自身の希望通りのレートで約定させることができます。

 

利益や損失を管理しやすい

レートを指定することができるので、利益や損失が事前に分かり、計画的かつ資産の管理がしやすいです。

 

中々取引が成立しないことがある

指値注文は、指定したレートにならない限り、取引が成立しません。したがって、レートの変動がそれほどないときは、中々取引が成立しないことがあります。